このたび、建築学生ワークショップ日本国際博覧会2025において、当社製品「角紙管」を使用した学生作品が「優秀賞」を受賞しました。

 

設置予定地は2025年大阪・関西万博(屋外)であったが、ATC屋内展示に変更となりました

 

ワークショップ概要

全国の建築学生が、6月より、歴史と現代の課題を未来につなぐことを考え、それぞれの視点で空間を設計。訪れた人が実際に中に入って体験できる1日限りの建築空間を作品として発表しました。

本ワークショップは、2025年大阪・関西万博のテーマ
「いのち輝く未来社会のデザイン」 に基づき、全国の建築学生が「リユース・リサイクルを前提とし、ゴミを出さない建築」 をテーマに制作・発表する取り組みです。

 

優秀賞受賞作品紹介

作品名:「空を編む」

 

制作メンバー

  • 日本女子大学 修士2年:山田美樹
  • 神戸大学 3年    :樹下英明
  • 神奈川大学 3年   :北村怜央
  • 大阪工業大学 2年  :山脇若葉

 

作品を通じて届けたいこと

紙管という線的な素材によって空を“編み込む”ことで、風や光と人のための空間をやわらかく繋ぎとめる。そして、編み上がった空間を通じて、その土地の環境を体感すること。

 

屋外で空を見上げたイメージ

作品素材について

本作品では、角紙管と紙製ジョイントを使用しています。
紙管の素材には、紙オムツや牛乳パックなどのリサイクル材が活用されています。
作品は可変性を備えており、解体後も紙管というモジュールに戻り、家具や展示什器など、次の形へと“編み直されて”再利用可能です。

紙製のジョイント

 

 

建築学生ワークショップ2025後に実施された展示

  • 2025年9月22日~26日:大阪工業大学 1階展示ブース
  • 2025年9月29日:日本国際博覧会 クラゲ館ワークショップ

 

今後の取り組み

今回の受賞は、学生の皆さんの挑戦に当社製品が貢献できた大変意義深い事例です。
私たちは、未来を担う若い世代の活動を引き続き応援し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。

SNSでご紹介させていただいております。ぜひこちらからご覧ください。 

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