■まちだ地域まるごとキャンパスとは
まちだ地域まるごとキャンパスは、地域をまるごと「キャンパス」ととらえ、高校生・大学生等と、ボランティア・市民活動団体や自治会・町内会活動、企業のCSR活動にかかわる方々が共に地域活動に取り組むことによって、よりよい地域社会をめざす今年度初のプログラムです。
町田市地域活動サポートオフィスでは、本プログラムを通じて高校生・大学生等が地域のさまざまな人々や活動に出会い、ともに考え一緒に活動することで自己成長することを応援します。
■募集プログラム
① 1DAYプログラム(活動期間:8月1日~8月31日)
1日限定でボランティアを体験するプログラムです。初めて地域活動やボランティアに参加する方、夏休みにまずは1回だけ参加してみたい方など、気軽に参加してみたい方におすすめです。
② 3DAYSプログラム(活動期間:8月1日~12月21日)
地域活動やイベント等の企画から関わる経験をしてみたい方におすすめの3日間プログラムです。地域活動について深く知り、いろんなチャレンジしてみたい方におすすめです。
*複数のプログラムに参加することも可能です。
■日本化工機材のプログラム
弊社では、②3DAYSプログラムで「作ろう!綺麗でやさしいドライフラワー」を企画しました。内容は、ドライフラワー作りを通じて、花を取り巻く社会問題について学びつつ、より広く知ってもらうために協働するプログラムです。
このプログラムには、興味もってくださった学生5名が参加しました。
学生の皆さまには、はじめに「ロスフラワー」について、学んで頂きました。
ロスフラワーとは、美しく咲いているにも関わらず、検品基準を満たさず規格外となって市場に回らないお花、店頭で売れ残ってしまったお花、各種イベントで短期的に使用され、廃棄されてしまうお花のことです。
弊社では、自社製品「ドライフラワーのためのシリカゲル」で、ロスフラワーを使ったドライフラワー作りに取り組み、その花材をアップサイクルするためのワークショップを実施しています。


製品:ドライフラワーのためのシリカゲル
学生の皆さんには、弊社のロスフラワーに対する取り組みを説明後、ロスフラワーを少なくするためにできることを考えつつ、シリカゲルを使用したドライフラワー作りを体験していただきました。
プログラム参加の様子

生花をシリカゲルに埋めている様子

1週間後、シリカゲルの中からお花を取り出している様子

完成した色あざやかなドライフラワー

ドライフラワーをボトルに詰めた学生のみなさんの作品
プログラムに参加した学生のみなさんの声 / 届けたいメッセージ
参加学生さんに、おひとりずつメッセージをいただきました

Aさん
「シリカゲルを使えば誰でも花にやさしくなれる」ロスフラワーを活用してシリカゲルを使ったドライフラワーを作れば、「少しでもフラワーロス問題に貢献できた」という気持ちになります。さらに心身のリラックスにも繋がり、お部屋もお洒落になります。
Bさん
繊細な花びらに向き合いながら、ドライフラワーを作る作業をすることで、花ひとつひとつの命や無駄について考えることができました。
Cさん
捨てられて朽ちてしまうお花はどれもきれいなお花で、それらをきれいなまま保つことができるシリカゲルを用いたドライフラワーづくりはとてもエコで上品だ。
Dさん
「思い出をそのままかたちに」色がとても鮮やかで、生花をそのまま飾ってあるようにみえたので「思い出をそのまま保存することができるものではないかと思いました。
Eさん
シリカゲルを使ったドライフラワー作りは「手軽さ」と「生命のエネルギーを残す美しさ」を兼ね揃えた魅力的な体験であると感じました。
■第19回まちカフェ!参加
まちだ地域まるごとキャンパスに参加してくださった学生のみなさんには、取り組みの最後に大きなイベントをご用意しました。
11月29日(土)町田市役所で開催される「まちカフェ!」で開催しました弊社のワークショップにスタッフとして参加し、お客様と交流していただきました。
学生の皆さんは、サポートスタッフとして、お客様へのご案内、お花選びのお手伝いを頑張ってくださいました。熱心に取り組む学生の皆さんは、お客様に対して、とても親切丁寧で会話が弾み、お客様も学生の皆さんも、一緒に楽しいひと時を過ごされていました。

お花選びをサポートする様子

ボトルアレンジをサポートする様子


学生スタッフと弊社スタッフの交流
参加学生のみなさん、皆さまと共にした活動を通じて、様々な気付きと学びがありました。なにより、とても楽しい時間をありがとうございました。
これからも、みなさんを応援しています。





